富士山

富士登山初心者が知るべき登れる時期やルート、バスツアーの中身を徹底解説!

【登れる時期】

富士山
富士山に安全に登れる時期は毎年固定で決まっているのではありません。大体は7月1日から9月上旬までが富士登山可能な時期になりますが、毎年毎年、山開きの日は違っていまして、適当に決めているのではなく、ポイントは積雪です。7月というと地上は初夏なので暑いくらいですが、標高3000mの富士山は登山道に雪が残っている可能性があります。雪が残っていると道が整備できないので登山はできません。山開きは雪が解けきって登山道整備が完了すれば、行われます。細かく言うと、富士山は4ルートあり、それぞれで登山可能な時期は異なりますが、おおむね7月上旬から9月上旬までが富士登山可能な時期になります。山開きの7月直後や9月の閉山前は天候があれやすいので、

できれば7月下旬から8月までに行くことをおすすめします。

実際この7月から9月以外の時期、特に冬の時期に富士登山にチャレンジしようとする登山者がいますが、これは死と隣り合わせと思ったほうが良いくらい過酷な登山です。マッキンゼーやキリマンジャロといった世界でも名だたる山を夏に登る難易度と富士山に冬に登る難易度は同じと考えられるほどです。山頂の気温はー30度近くになりますし、風は暴風と表現できるほど激しい風が吹き荒れます。それでも冬の富士山に挑戦したい登山者がいますが、その場合は富士登山用の相当な訓練と死を覚悟した方にのみ挑戦できる領域なので、初心者は絶対に挑戦しないでください。

【富士登山のルート】


photoby 静岡県警察

富士山を登るルートは4つあります。それぞれ特徴があり、同タイプのルートは1つとしてありません。

・吉田ルート

「最も人気で初心者向きな登山ルート」
かかる時間
登り:約6時間
下り:約3時間
登山スタート標高(5合目):2,305m
富士スバルライン五合目からスタートする吉田ルートは26個の山小屋と2つの救護所があるので、その都度お水や食事を購入できるため出発時の荷物を軽くできるので初心者にはありがたいルート。富士スバルライン5合目にはお土産やさんが充実しており、富士登山の思い出品を購入できます。ただほとんどのバスツアーが吉田ルートを使うので、登山者が最も多く、登山中に前がつっかえていてなかなか進まないこともあります。

・須走ルート

「自然豊かで景色変化が面白い登山ルート」
かかる時間
登り:約7時間
下り:約3時間
登山スタート標高(5合目):1,960m
一般的な吉田ルートと比較すると、300mくらい低いところからスタートするので、最初は緑が生い茂り、鳥の鳴き声も聞こえる自然豊かなコースです。しばらくその景色を味わいながら登っていき、7合目からは一転砂場ルートに変わり、8合目で吉田ルートと合流します。下りは7合目からフカフカの砂の登山道。フカフカでかつ、一直線に下るコースなので、勢いをつけてスピーディーに下ることができます。そのため登りと比べて半分以下の時間で下山可能ですが、急ぐとその分、体への負担が大きくなるので、休み休み下山しましょう。変化に富む面白いコースでありながら、バスツアーは基本的に吉田ルートを使うので、混雑していない穴場ルートです。

・富士宮ルート

「最短ルートと海」
かかる時間
登り: 約5時間
下り: 約3時間
登山スタート標高(5合目): 2,400m
2400m地点からスタートするため最も距離が短いコース。山小屋が多く設置してあるし、眼下には駿河湾が見えるので、景色は素晴らしいです。また人工物が少ないため、自然な富士の景色を目に焼き付けることができます。そして富士山登頂するだけでは満足できず日本最高峰(3776m)の「剣が峰」の頂上まで登りたい方にはこの富士宮コースがおすすめです。なぜなら4ルートの中で最も剣が峰に近いからです。

・御殿場

「初心者には厳しいルート」
かかる時間
登り:約7時間30分
下り:約3時間
登山スタート標高(5合目): 1,440m
御殿場ルートは標高が最も低いところからスタートするので、一番時間がかかります。また山小屋が少ないので、テントや寝袋などを持参しなければいけませんので初心者であれば御殿場ルートは避けてください。登山歴が長く、富士山の事情が分かるようなベテラン富士登山者になれば挑戦してもいいかもしれません。

【初心者の富士登山は基本的にツアー】

初心者が対象なので、基本的にはツアーで挑戦することが多いと思います。登山可能な時期は登山者で人があふれていますので、どこかのツアー団体の後ろを歩いてついて行けば、なんとか登れると思いますが、ツアーなしで富士登山に挑戦する場合は山小屋の予約やら保険手続きなどこまごましたことを自分たちでしなければならないですし、何よりガイドさんがいないとかなり心細いと思いますので、1回目の富士登山はツアーで参加したほうがいいでしょう。
全国的に人気の富士登山というだけあって各地域から富士山登山のためにバスツアーが組まれています。費用は1泊2泊の関東発で大体15,000円から20,000円くらいです。ツアーで登山をする場合に登るルートはほとんどが吉田ルートです。平均的なツアーに含まれているものは、

・往復バス代

出発する地域によって費用は当然変わります。ツアーの富士登山は富士山5合目から開始するので、バスで5合目まで行きます。ここにある施設で富士登山の説明を受けます。5合目であっても標高は2300mぐらいあるので、夏でもひんやりとしています。

・夕食代

カレー

夕食はカレーやシャケ弁といいった簡単な食事が付いてきます。

・山小屋宿泊費


photoby ひまじん

ご来光を見るためには夕方出発して一度山小屋で食事と仮眠をとります。狭くてただ寝るだけの小屋ですが、富士登山は思った以上にハードで体力を使うので、山小屋ではしっかりと休んでおくべきです。

・登山ガイド料

1ツアーに1~2人の登山ガイドさんが付きます。登山ガイドは誰でもなれるのではなく、資格がなければ名乗れません。登山ガイドがツアー客みんなを注視しながら山頂まで導いてくれます。登山中に体調不良やトラブルが発生したら登山ガイドにまず声をかけましょう。

・下山後の温泉利用料


photoby 楽天トラベル

富士山の近くには有名な温泉があり、下山後の温泉は富士山バスツアーの定番です。気持ちいい温泉で登山の疲れをしっかりと癒してください。
【初心者の富士登山で注意すること】

・日帰りや弾丸ツアーは避けましょう

宿泊をせずに夜通し歩いてご来光をみる弾丸ツアーをされている人がいますが、初心者は絶対に避けましょう。そもそも弾丸ツアーをするということは登山ガイドを付けずに初めての富士山に挑む、これだけでも危ないのに暗闇で登山客が少ない夜の時間帯に山頂を目指すのはかなり危険です。富士山は初心者でも登れるという話を聞くので、簡単そうな山だと勘違いする方がいますが、実際には8合目を超えたあたりから登山道は険しくなります。さらに標高が高いのでかなり空気が薄くなるので想像以上に体力が奪われます。毎年3,4割の登山者が山頂に登れないほどなので、決して安易に日帰りや弾丸で登ろうと思ってはいけません。しっかりと余裕を持ったタイムスケジュールで富士登山に挑戦しましょう。

このような会社がバスツアーを開催しています。ご参考まで。

・サンシャインツアー
・はとバス
・平成エンタープライズ

ピックアップ記事

  1. バウルーシングル
    食材を食パンに挟み、一気に焼き上げるホットサンド。挟んだ食材たちが見事に組み合わさったホットサンドレ…
  2. eyecatchyunisera001
    コンパクトな3,4人用のバーベキューグリルユニセラTGを使って火をおこし、アルミホイル料理と炊飯料理…
PAGE TOP